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選択的シングルマザーを選んだ芸能人とシングルマザーになった理由

事情によって片親になった女性のことは「シングルマザー」と呼ばれています。やむを得ない事情でシングルマザーとなるケースが取り上げられる一方で、「選択的シングルマザー」をあえて選び取るケースもみられます。

この記事では、結婚や夫婦の形が多様化するなかで選択的シングルマザーを選んだ代表的な芸能人や有名人を取り上げ、なぜシングルマザーになったのかを紹介します。シングルマザーに関する情報をチェックしたい方はぜひ参考にしてください。

選択的シングルマザーを選んだ芸能人

ここからは、選択的シングルマザーを選んだ芸能人についてみていきましょう。

浜崎あゆみ(歌手)

人気歌手の浜崎あゆみさんは、平成を代表する歌姫とも呼ばれています。2019年に一般男性とのあいだのお子さんを出産したと公表しましたが、お相手の男性については触れられておらず、未婚のままの出産となりました。

パートナーが居ても、非婚の状態で選択的シングルマザーの道を選んだことに驚きの声があがりました。

華原朋美(歌手)

45歳での高齢出産が話題となった歌手の華原朋美さんも、平成期を代表する歌姫の一人です。2019年に初産を迎えましたが、その時点ではシングルマザーであったため、結婚をするのか否かに注目が集まっていました。

お相手については触れられていませんが、その後別の男性と結婚し、2021年に離婚をしています。

山下久美子(歌手)

1980年代を代表するボーカリストの一人である山下久美子さん。ギタリストの布袋寅泰さんと結婚していましたが、二人の間に子どもはなく離婚しています。離婚後は再婚をせず、名前などは非公表の知人男性と再会したことで、非婚のまま双子の娘を出産。

41歳で初産という高齢出産でも注目を集めました。

安藤美姫(フィギュアスケーター)

トリノオリンピック・バンクーバーオリンピックの2度にわたって日本代表としてフィギュアスケート種目に出場した、フィギュアスケーターの安藤美姫さん。2013年に娘を出産し、その後はフィギュアスケーターを引退して指導者の道に進んでいます。

お相手は現在も公表されておらず、非婚のままシングルマザーを選んでいます。

道端カレン(モデル)

姉妹全員がモデルという「道端三姉妹」の長女で、タレントやトライアスリートとしても活躍する道端カレンさん。20代後半で出産し、当時から未婚のままシングルマザーとして二人のお子さんを育ててきました。

子育てやスポーツ、美容など幅広い興味と特技を活かし、結婚だけにとらわれない生き方を提案しています。

藤井リナ(モデル)

日本のモデルであり、化粧品からファッション雑誌、ランジェリーまで幅広い活躍で知られる藤井リナさんは、モデルに加えて商品のプロデュース業にも力を入れています。2020年に高校時代の同級生との間に子どもを授かっており、婚姻届は出さずに二人目も妊娠、出産。

年子を授かるも、非婚の選択的シングルマザーを選んでいます。

最上もが(タレント)

女性アイドルグループ「でんぱ組.inc」の元メンバーであり、ドラマ出演やYouTuberとしても活躍する最上もがさんは、2020年にブログで妊娠を公表しました。しかし、結婚予定だった人に振られたとして、シングルマザーへの転向を決意。

相手に頼りたくないという思いから、養育費も請求しなかったことで話題となりました。

垣内リカ(歌手)

平成を代表する歌姫の一人であり、「愛内里菜」として広く知られていた垣内りかさん。2017年にブログで未婚のシングルマザーであること、2015年に男の子を出産したことを明かしています。

病気を理由として歌手活動を引退しましたが、本名の垣内姓に戻した現在は実業家となり、アルバムの制作なども精力的に行っています。

椎名林檎(歌手)

男女を問わず愛されるアーティストであり、独特な世界観でも知られる椎名林檎さんは、著名人との奔放な恋愛遍歴でも知られています。最初の夫との間に子どもを授かっており、シングルをリリースした後に出産していますが、その後夫とは離婚。次のお相手とは結婚をせず、事実婚の状態ですが二人目の子どもを授かっています。

萬田久子(女優)

CMやドラマなど、幅広く活躍する女優の萬田久子さんは、出会ってから約30年間事実婚の状態で連れ添った故・佐々木力さんとの間に男の子のお子さんをもうけています。当初妻帯者であった夫と結ばれ、事実婚の相手として連れ添ったあと、夫は病で死去。それ以降も萬田さんは再婚をすることなくお子さんを育ててきました。

浜田ブリトニー(タレント)

漫画家でありタレントの浜田ブリトニーさんは、「ギャル漫画を描くにはギャルの気持ちにならなければならない」というポリシーで連載をしていた漫画と自身のキャラクターが愛されています。2013年に一般男性と婚約をしたものの、翌年に解消。第一子を出産し、その後破局したお笑い芸人と復縁をして第二子を出産しました。

沢田亜矢子(タレント)

選択的シングルマザーの元祖ともいわれている沢田亜矢子さんは、大蔵省(現在の財務省)勤務から歌手デビューを果たしました。才色兼備の女優として順調だったところ、妻帯者である野球選手との関係をスクープされ渡米、第一子を出産しています。タレントの松野行秀さんとも再婚をしていますが、離婚ののちに現在も活動を続けています。

遠山景織子(女優)

モデル・女優・バラエティ番組など多方面に活動している遠山景織子さんは、2001年に元光GENJIの山本淳一さんとの間に第一子を授かっており、妊娠をきっかけに結婚をする意向であったものの、交際が破局。シングルマザーとなりました。妊娠、出産当初から現在まで未婚のまま、選択的シングルマザーとして活動しています。

俵万智(詩人)

歌集「サラダ記念日」の著者である詩人の俵万智さんは、2003年に40歳でお子さんを授かっています。当時から未婚であったため、両親の力を借りることで育児と仕事を両立していました。活動拠点を仙台に移し、東日本大震災の被災後は石垣島へ移住。さらに2016年からは宮崎市で息子さんとともに暮らしています。

斉藤理恵(筆談ホステス)

銀座の高級クラブに勤務し、「筆談ホステス」として有名になり、都議会議員として活動を続けている斉藤理恵さん。2010年に第一子を妊娠しましたが、父親の男性とは別れており未婚の母となりました。

一方で「シングルマザーになることにこだわるのではなく、周囲の助けを受け入れていきたい」とも語り、育児を続けています。

桐島洋子(エッセイスト)

日本のエッセイストでノンフィクション作家の桐島洋子さんは、1962年に知り合った外国人男性と恋愛関係になり、妊娠ののちに長女を授かりました。その後も二人の子を授かり、シングルマザーとしての新しい生き方を書いた自伝的エッセイを出版。

保守的な家族のあり方が中心だった時代に自由な生き方が注目されました。

シャーリーズ・セロン

南アフリカ共和国で生まれ、モデルとして海外で活躍したのうちに世界的な女優となったシャーリーズ・セロンさん。俳優との恋愛が話題となるも破局し、2012年に独身のまま故郷の南アフリカ共和国から養子のジャクソン君を迎え、さらに3年後にはオーガストさんを養子にとり、男の子と女の子の母となりました。

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未婚シングルマザーを選ぶ理由

芸能人が未婚シングルマザーを選ぶのには、以下のような理由が挙げられます。

【未婚シングルマザーの理由】

  • 仕事を続けたい
  • 破局してしまった
  • 結婚願望がない
  • 父親を公表できない

未婚・シングルマザーといっても、パートナーが居ないわけではありません。必ずしも別れているとはかぎらず、お付き合いや事実婚は続けた状態でシングルマザーを選ぶケースもみられます。

未婚のままシングルマザーを選ぶ芸能人のなかには、「完全に家庭に入るつもりがなく、仕事自体も続けたい」「結婚をするというプロセスに興味がない」「母として生きることを強制されたくない」といった、既存の家族のあり方にとらわれない方も少なくないようです。

経済的にも豊かである、あるいはキャリア形成が可能な状態であれば、夫の収入に頼る必要はありませんから、シングルマザーも一つの選択肢に入ってくるでしょう。

芸能人に学ぶ強くかっこいい生き方

未婚シングルマザーの芸能人は、桐島洋子さんのように数十年前から登場し、話題を呼んできました。しかし、当時は驚かれた生き方も現代では珍しくなくなり、自分らしい生き方や人生を選びやすくなりました。

子どもが産まれたからといって、必ずしも妻と母を両立しなければならないわけではありません。シングルマザーを選択肢の一つに考えている方も、シングルマザーになる予定はなくても自分らしい生き方を模索したいという方も、未婚シングルマザーの芸能人を参考にすれば、強くかっこいい生き方や考え方が学べるでしょう。

 

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すべての個人情報などのプライバシーは守られます。

 

まとめ ~自分流の子育てスタイルを~

日本では令和の時代に入っても、「家族」というくくりが重視される傾向にあります。

子どもが生まれたとき、家族がきちんと揃っており育児に取りかかれるのか、万が一片親の場合は世間からどう見られるかが気になるものです。しかし、世間的に広く知られている有名人たちのなかには、あえて選択的シングルマザーとしての生き方をチョイスした人もいます。

選択的シングルマザーを選んだとはいえ、理由や状況は人それぞれ。シングルマザーになっても、芸能人や有名人への見方にはほとんど変わりがありません。

選択的シングルマザーを選んだとしても、世間の目を昔以上に気にしなくて良いのが現代の良さです。「恥ずかしい」「世間の目が気になる」と気にとめる必要はなく、自分らしい生き方を重視していきましょう。

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